登山口の北側に路駐スペースがあります。写真のとおり休日は大変混雑しますので、朝早めに行かないと登山口から離れた場所に駐車する羽目になり、車道を延々と歩くことになります。午前9時頃までに到着することをお勧めします。

登山口は次の写真のとおり、看板が目印です。見にくい写真しかなくて申し訳ないのですが、登山口は車道の西側（川沿い）、トンネルのすぐ近くにあります。

途中までFull Loopも同じルートです。木の幹や岩にペイントされている色別のマークを頼りに進みます。

ウォームアップも何もなく、すぐに岩場が始まります。
嘘やろ…と息も絶え絶えな大人をよそに、子供たちが水を得た魚のようにどんどん行ってしまう。

旗が目印の、最初のビューポイントです。ゴールのような印象を受けますが、まだ登りの3分の1地点。
このようなビューポイントが何カ所かありますが、それ以外でも、岩登りの最中にふと目を上げると、木々の切れ間から絶景が見られて爽快です。

ハドソン川にあるPollepel Island（Bannerman Castleの島）が近くに見えます。

岩場はまだまだ続きます。1時間～1時間半ほど登り続けますが、さほど苦ではありません。
道中、岩にEZ/HARDと書かれた場所が複数出て来ます。つまりEasyコースかHardコースか、好きな方を選んで良し、という訳ですが、Hardコースはある程度歩幅が無いと苦労しますので、小さい子供が一緒の場合はEasyコースが無難です。

登り切ったところで腹ごしらえし、岩場を時計回りに迂回するルートで下ります。黄色いマークが出てきたら右折、さらに下って赤が出てきたらまた右折します。

Short Loopはこのような小川や滝があり、子供たちは水遊びに興じて、下りも十二分に楽しめます。

下山しきったら車道に出ますので、右へ暫く歩き、トンネルの先の駐車場所まで戻ります。
最後に車がビュンビュン走る横を暫く歩かなくてはいけないのが難点ですが、総じて、飽きのこない非常に楽しいトレイルです。

登りは両コースとも同じルートなので、Short Loopを参照してください。

下りでルートが分かれます。登り切ったあとも暫く白ルートを道なりに進みます。気持ちのいい、林の中の尾根道が続きます。
その後、岩場を反時計回りに迂回しますので、赤色のマークが出てきたら左折、さらに下って黄色のマークが出てきたらまた左折します。

筆者が6月中旬に訪れた際は、真っ白な西洋シャクナゲが咲き誇っていました。群生する中を暫く歩くことが出来、非常に美しかったです。

下山すると車道に出ます。左（南）へ行くと登山口の方向ですので、駐車場所まで戻ります。
Full Loopは下りがやや単調なので、折角ならシャクナゲのシーズンに訪れることをお勧めします。

どちらのルートを取るにしても、非常に楽しい山行になると思います。ワークアウトがてら、是非行ってみてください。

Happy hiking!